会いたい 食べたい
行ってみたい東北があります。

2013.10.10 稲庭うどん さとう

稲庭うどんの上品な味わいをたっぷり楽しむ

今回は前回紹介した「稲庭うどん さとう」さんに、うどんのおいしい食べ方について教わりました。早速試してみたので、どうぞご覧あれ!

上品な味わいを生かす
白だしがおすすめ

稲庭うどんは、冷たいざるうどんで食べるのが一般的細めの平麺ののど越しの良さ、コシのある食感…。
日本の三大うどん(きしめん、讃岐うどん)に数え上げられる稲庭うどんのおいしさには、食するたびに納得。深~くうなづけるというもの。

稲庭うどんは、冷たいざるうどんで食べるのが一般的ですが
「稲庭うどんは小麦粉と水で出来ているのですが、ざるうどんや冷かけなど冷たくして食べたときに美味しくなる配合で作られているんです」
と教えてくれたのは、手間暇惜しまず、昔ながらの手作りにこだわった稲庭うどんを作り続けている「稲庭うどん さとう」の代表佐藤広明さん。

さらに稲庭うどんを食べる際、「うちでは白だしのつゆをお薦めししています」と佐藤さん。細めの平麺でスルスルっとのど越しよく食べられる上品な味わいには、麺つゆよりも白だしのやわらかな味わいが合うのだそう。白だしは関西の食文化のイメージですが、秋田でも家庭には必ず1本は常備されているほど、よく使われているそうです。

そういえば先日、仙台の中心部で開催された食のイベントに出店していた佐藤さんを訪ねた際も、白だしの冷やかけの試食がお客様のハートをがっちりつかんでいました。

これからの寒い季節には
温かな麺も

「実は、子どもの頃からよく母親に作ってもらっていた家庭の味は、鶏出汁の温かい汁なんですよね」と佐藤さん。
「おすすめの具は、鶏もも肉となめこ、たけのこの水煮の細切り。仕上げに三つ葉かセリを刻むといいですよ」佐藤さんの母の味か。おいしそう!早速作ってみました。
おすすめの稲庭温麺
さて、さとうの稲庭うどんのパッケージの裏には「美味しい召し上がり方」として丁寧にゆで方が書いてあります。佐藤さんいわく「意外とみなさん、おおざっぱなんですよ~」と苦笑い。

ふうむ。なんとなく知っているつもりでしたが、ちょっとここで、稲庭うどんのゆで方をおさらいしておきましょう。

稲庭うどんの
美味しいゆで方
大事なポイント

大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かすこと。
1袋240g(約2人前)なら、2リットル以上は必要。
麺が湯の中で泳ぐくらいが理想です。
ゆで加減は、麺が半透明になるくらいですが、 3~4分の時間で上げること。決してゆですぎないように。(温かい麺の場合は、若干早目に上げる)

ザルに上げたら、冷水でよくもみ洗いすること。ヌメリが取れてツヤが出ます。のど越し「ツルツルッ」のポイントです。最後は氷水で締めます。ここでコシの強いうどんに!

なるほど、改めておさらいすると私にも反省点、あります。ちょっとした天候の差でも出来上がりに違いが出るという手作りの稲庭うどん。丹精込めて作ったうどんをできるだけ美味しい状態で召上ってほしいという願いは、子どもを送り出した親心のようなもの…。
心を込めて、ゆで上げました。
ツヤツヤ!

これからの季節、ぜひお試しあれ!
佐藤さんの母の味『稲庭温うどん』

温かい汁で食べる場合は、一旦氷水で締めた麺を湯通しします。 (←ここポイント)

稲庭うどんの滑らかなのど越しと、なめこが合いますね。
たけのこの水煮も程よい食感です。
今回は刻みネギにしましたが、セリが手に入ればさらにおいしさアップすること間違いなし!

「うちには小学校4年生と年長の2人の娘がいるのですが、子どもたちがおいしく食べてくれるもの、安心して食べさせられるものが大事にしている食の基本ですね」

父親から受け継いだ技と、母親の家庭の味を我が子にも…。
一杯のうどんから、佐藤さん一家の思いが伝わってくるようです。
これからの寒くなる季節、ぜひ一度試してみてけらい。
稲庭うどん さとう
稲庭うどんさとう
主人である佐藤広明さんは
稲庭うどんのトップブランド
「佐藤養助」の六代目を祖父
その長男である佐藤養悦氏を父に持つ。
稲庭うどん生産の機械化が進む中
うどん作りの工程全てを手作業で行っている。

プロの料理人が「まったく別物」と納得する
蕎麦のようなのど越し。
取扱店が限られており
いまでも秋田県外ではほとんど手に入らない。

住所|秋田県湯沢市岩崎字松浦48-2
電話・FAX|0183-72-4123

© 2017 TOHOKU MURA All Right Reserved.