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2014.03.13 田伝むし

田伝むしの糠床&お味噌仕込み(前編)

農薬不使用ササニシキの糠

風はまだ身震いするほど冷たいですが、日差しには3月らしい春の明るさを感じますね。
今週、東日本大震災から丸3年を迎えました。
改めて当たり前の日常が送れることに感謝したい気持ちです。

農薬不使用ササニシキの糠で作るマイ糠床

田伝むし代表木村さん

今日は先日開催した村営田舎学校第四弾 「村の糠床とお味噌仕込みin石巻」(前編)の様子をお伝えします。東北村の今年初のイベントであり、初の手作りワークショップ。

講師を務めて下さるのは、石巻で自然農法や有機農法を教える シャンティファーム農園の佐々木義秋さん。

同じく石巻で農薬不使用ササニシキを育てる田伝むし・木村純さん。

村ごはんとしてお昼ごはんを作ってくれる「紫山のごはん会」佐藤千夏さんとともに、参加者の皆さんとの出会いにワクワクしながら準備を進めてきました。

総勢20名でわいわいと。

この日参加してくれたのは県内各地から男女合わせて17名。
スタッフも合わせると総勢20名でわいわいと始まった田舎学校。
「糠漬けや味噌を自分で作ってみたかった」というほかにも 「佐々木さんや木村さんに会えるのを楽しみにしてきた」という人も。

はじまりは、「日直」として進行を務める東北村の竹岡より挨拶。
続いて佐々木さんから自己紹介も兼ねて、今日の仕込みの工程を説明していただきました。

サラサラ、ふわっといい香りの米糠。
漬物出来る前から期待大!

農薬不使用ササニシキの糠で作る糠床

糠床に使うのは田伝むしの農薬不使用ササニシキの糠。
さらさらして香ばしい、いい香りがします。早速大きめのボウルに糠1キロを入れ、 これに天然塩(佐々木さんこだわりのモンゴル岩塩) 140gを加えて混ぜ、さらに水(木村さんこだわりの活性水)1リットルを加えて混ぜます (予め塩水にして混ぜるやり方もあります)。

ほとんどの人が初めての作業のようでしたが、 みんな和気あいあいとしながら、はりきってコネコネ。

美味しい思いも一緒に込めて。

「いい糠床ができるよう思いを込めて混ぜてね」
と佐々木さんが見回りながら声を掛けます。
お味噌くらいの柔らかさになったら容器に入れます。
今回は東北村でかわいい小さな壺を用意しました。
糠床に空気が入らないようにぎゅっと詰めたら、 昆布(5センチ×5センチを2枚くらい)と、 唐辛子(3本くらい)を入れて終了です。

あっという間?
いえいえ糠床はこれからが大切

農薬不使用ササニシキの糠で作る糠床

1週間くらいから糠漬けとして食べられるようになるそう。でもその間、 「毎日大根や大根の葉っぱ、ニンジン、キャベツなど 捨て野菜を取り換えて、朝晩しっかりかき混ぜるんだよ」
(佐々木さん)

捨て野菜は、糠床に必要な栄養分や酵素、 水分を与える役目をします。
漬物にして美味しい野菜ならOKですが、 佐々木さんは「しいたけもおすすめ」だとか。
参加のみなさんの間でも「うちではビールを混ぜていた」 「玉ねぎの皮を入れると腐敗しないって」などと情報交換。あせらずゆっくり、 きちんと手入れしながら「うちの味」を育てていくわけですね。

お米は微生物でつくられ、人の体を整えてくれる健康食

農薬不使用ササニシキの糠で作る糠床

お昼ご飯までの間、木村さんの米作りのお話を聞きました。
田んぼは微生物の宝庫であること。
菌が働ける環境を整えてあげることがいい作物を育てること。
米には植物性乳酸菌がついており、日本人の腸内環境を良くする善玉菌を増やすのに有効だと 考えられること。 ときに自然界の菌の調和を人間社会になぞらえながら、日本人にとって「お米」の大事さを語ってくれました。

お腹もすいたところで、お待ちかねのお昼ご飯。
千夏さんが調理室の一角で忙しく動きながら、 いい匂いをさせていた本日のメニューは…?
次回、村の糠床&お味噌仕込みin石巻(後編)で!

田伝むし(でんでんむし)

田伝むし

昭和63年から農薬や化学肥料を一切使わず
自然のエネルギーを循環させて
お米を作っています。
除草剤も使わず、毎日田んぼに出掛けて草むしり。
田んぼにもそこに住む虫たちにも
気持ちいい環境から生まれるササニシキは
味はもちろん強い生命力を持ったお米です。

住所|宮城県石巻市和渕字清水-93-1
TEL&FAX|0225-72-2480
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