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2015.09.15 地域の祭り・イベント

湯町に集まったかわいいこけし「全国こけし祭り」

毎年9月に宮城県鳴子町で開催される「全国こけし祭り」
1948年に「鳴子こけし祭り」としてスタートし、1953年に現在の名称に変わり、2015年には61回目を迎えました。

こけしコンクールをはじめ、伝統こけしの実演販売、こけしの絵付け体験など盛りだくさんの内容で行われ、今年も大変な盛り上がりをみせていましたよ。今日はそのこけし祭りのレポートをお届けいたします。

歴史ある温泉郷の人気イベント

伝統こけし

奥州三名湯のひとつにも数えられる鳴子温泉郷は、古くから名湯として知られる宮城県の温泉地です。そして温泉のほかにも、全国的に有名な「鳴子こけし」の産地でもあります。

こけし通りと名付けられた商店街では、郵便ポストや公衆電話、道路のポールなど、あちこちに鳴子こけしのモニュメントが。この「こけしの町」で年に一度、全国のこけしファンが集まって開催されるのが「全国こけし祭り」です。

最高賞は鳴子系の高橋武俊さんに決定

全国こけし祭り会場

「全国こけし祭り」のなかでもコンクールは注目のイベント。
今年は全国の伝統こけし工人11系統約150名が参加、300点以上の出品作品から、最高賞となる文部科学大臣賞ほか31の賞が選ばれます。
祭り期間中、会場となる鳴子小学校体育館に、受賞作品が展示されました。

そして今年2015年文部科学大臣賞は地元鳴子町の高橋武俊工人に決定。
鳴子町で木地玩具の制作販売をしている老舗「高亀」の看板を守る職人さん。伝統ある鳴子こけしに高亀の作風を反映した清楚なこけし作りに定評があります。

全国こけし祭り文部科学大臣賞

またわれら東北村でも大人気、2015年4月に宮城県白石市で行われた「第57回全日本こけしコンクール」において、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞し注目を集めた作並系の工人・鈴木明さんは宮城県商工会連合会長賞を受賞しました。

鈴木明工人の伝統こけし

人気を集める工人の実演販売&こけし絵付け体験

こけし工人

最近は海外のこけしファンも増え、会場には外国人観光客も目立つようになりました。
そうしたこともあり、会場で人気を集めたのは、工人たちによる実演展示販売です。
お目当てのこけし工人たちの作品を購入しようと、祭り当日には朝から行列ができる風景も恒例となっています。国内、海外のこけしファンとも、開場と共に購入したいこけし工人の店へ真っ先。

全国こけし祭り こけしの絵付け

午前中は、各工房の前がかなり賑わいますが、午後になると販売も一段落。
こけし工人の人たちとゆっくり会話を楽しみながらこけしを購入できます。 また絵付け体験も子供から大人まで幅広い世代の人気イベントです。会場一角に設けられた絵付けこけし用のブースで、無地のこけしを購入。
あとは筆を使って自分好みのこけしに仕上げます。

夜にはこけしの張りぼてが町をパレード

夜に鳴子町内の中心部で行われるのが巨大な張りぼてこけしが町を練り歩くパレード。
この張りぼてこけしは、中に人が入って町内をパレードするのですが、中に入る人は一般公募されます。2015年は20組が応募受付しましたが、すぐにいっぱいになる人気ぶり。

当日は当選した人たちが張り切って張りぼてこけしでパレード。
祭りを大いに盛り上げていました。

一日中大満足、全国こけし祭りでした。

全国こけし祭り
毎年9月に宮城県大崎市鳴子温泉郷にて開催される大人気のお祭りです。
東北地方をはじめ各系統のこけし工人や、伝統こけしが一堂に会するこけしの実演展示即売会をはじめ、コンクール入賞作品の展示、鳴子漆器の展示・即売やこけしの奉納式などが行われます。
特に夜に開催されるこけしパレードは圧巻。
毎年の開催日時やスケジュールなどは公式ページを参照してください。

kokeshimatsuri.com

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